伊勢湾サワラキャスティング、・スーパーライトジギング、ライトショアジギングで使うリールを新しく購入しようと決めていたのですが、どのリールを買おうか悩んでいました。
いろいろ考えて、テイルウオークのスピーキー3500HGXという2万円クラスのスピニングリールを購入しました。
ダイワかシマノか?の2択しかないかと思っていたが、これが結構というか、かなりイケてたので
今回は、スピーキー3500HGXについて書いていきますね。
目次
テイルウオーク スピーキー3500HGX
●スピーキー3500HGXを選んだ理由
リールというと、ダイワかシマノ、もしくはアブという選択がほとんどです。
そんな中、渓流ベイトフィネスでも使っているテイルウオークのリールに目がいきました。
それが、『スピーキー』だったのです!
見た目もそこそこにカッコいい、ギアやドラグも考えられている、なによりコスパ(金額)に納得したのでスピーキー購入となりました。
●スピーキー3500HGXとは
テイルウオークのスピーキーは、メーカ自身初のコンパクトスピニングリールになります。
ネーミングには、スムーズ&スピーキーなフィーリングを追求したという思いが込められていると言います。
それだけ自信をもってスピーキーを発売した!と思われます。
テイルウオークHPでも、
毎日、海に出る・・・シーバスやオフショアガイドサービスのキャプテンにテストを依頼。ブリ、マダイ、シーバス、バス・・・敢えて魚のサイズを選ばない過酷なテストを繰り返し、数々のテストサンプルを破壊してきた。そして、極限ともいえるラフな使用に耐え抜いたパーツ、仕様だけを厳選して採用し組み上げた。心臓部でもあるドライブギアは信頼できるファクトリーにおいて丹念に削り上げるアルミマシンカット製法を採用。“軽やかな巻き心地”に加え、スタンダートクラスでありながらプロフェッショナルたちの酷使に負けない「耐久性」を手に入れた。
とかなり力が入っています。
管理人の友人達にもこのリールどう思う?といきなり訪ねてみると
N氏:予想以上に回転が良いなぁ~。軽く巻けるなぁ。
M氏:ドラグの幅が広いな、設定が楽に決めれそう。
スプール周りは良いが、ボディは安っぽいなぁ。
F氏:見た目がショボく感じる!あっ、でも2万円か。なら十分やわ(笑
Sさん(女性):見た目より軽い!なんかカッコいいかも♪
という声が聞かれました。
賛美両論あるのでしょうが、実売価2万円と教えると皆さん十分だと言います。
●スピーキー3500HGXのスペック
ギア比 5.2:1
自重 270g
最大ドラグ力 9㎏
ラインキャパ PE(号) 1-560m 1.2-480m 1.5-380m 2-280m 3-190m 4-140m
ベアリング 6+1
ハンドル1回転 82㎝
メーカー希望価格 ¥23,000
●スピーキーの巻き具合(ギアやスプール径と重量、材質etc)
・ギアについて
スピーキーのギアは3Dアルミマシンカットギアを採用し、ドライブギアのマテリアルは超々ジェラルミン素材を使っているので軽量化と強靭さを併せ持っていると言えます。
・巻いた感触
初めて巻かせてもらったときは、アラッ!スムーズに回ると実感します。
これは、私の友人達も同じ感想でした。
しかし、ステラと比べると(友人たちはステラ使いです)回転にコツ感があるのは本当の所です。
あのヌメヌメ感が欲しい人はステラを買いましょう(笑
まあ最上級モデルと比べればということですが、私的にはこの価格帯なら合格点をあげます。
テイルウオークとして初めて出したリールですから、これ以上望むことはありません。
・負荷が掛かったとき、魚を掛けてから
家でただ巻いたときは、かなりスムーズに巻けるのだが、負荷が掛かるとやはり重さを感じる。
まあ、ステラやツインパワーのように!というわけにはいかない。わけで・・・。
パワー不足があるとか不安感があるということではなく、微妙に回す感覚が重くなるという感じです。
●スピーキーの剛性感
・ねじれやたわみは?
ボディマテリアルは、ボディ&ローター等主要部品には強化カーボン成分を配合するエンジニアリングプラスチック(ポリアミド)T.S.C.Bを採用。
樹脂ボディに比べれば剛性はあるが、金属ボディと比べるとやや不安があるかも・・・。
ただし、人がそれを解るかどうかは別です。
・ハンドルの形状
最近のリールは番手によりノブに違いがありますが、スピーキーも当然、違いがあります。
3500番には、60㎜ハンドルにEVAラウンドノブが付いています。
ハンドルは、ねじ込み式を採用しているので、ガタつきが抑えられています。
この方式はこの価格帯では普通になっていますね。
●ドラグ性能
・滑り出しカサ感
気になるドラグだが、スピーキーは番手により違いがあり2000&2500にはフェルトワッシャー、
3000&3500は、耐久性重視のタフアレイカーボンドラグワッシャーが使われています。
私が使用しているのは3500番なので、カーボンワッシャーになっているのだが、カーボンワッシャによくある出だしの食いつく感じも少なめで、思っていたより初期の滑り出しもよくスムーズにドラグが動いてくれる感じです。
3500番なので、実際の釣りに欲しいのは耐久性なので初期の滑り出しとしては十分でしょう。
耐久性と言ってもマグロを釣るわけではないのでシーバスやワラサクラスで使用する分には何の問題もありません。
ドラグノブを回しても、ピッチの幅が小さいので細かく調整が可能です。
(テイルウオークHPでは、基準値から180度締めると約350gアップすると説明もあります)
詳しい性能は、テイルウオークのHPで確認してみてください。
テイルウオークHP⇒https://www.tailwalk.jp/product/speaky/
変わったところだと、リールフットセンターがやや後方になっています。
これは不良品ではなくわざとずらしているそうで、ボディバランスを向上させるということです。
●スピーキー実釣&使用感
スピーキー3500HGXを伊勢湾で人気のサワラキャスティングゲームに使ってみました。
伊勢湾で近年人気の釣りと言えばボートからのキャスティングゲームです。
メインターゲットは、『サワラ』なのですが、ツバス・ワラサさらにブリも釣れるのでリールの強さも試される釣りになります。
2022年11月にキャスティングゲームで実際にブリ&サワラを釣っているのでその時の動画をご覧ください。
ブリを掛けた時は、ハンドルアームが華奢な感じがして、ハンドルを強引に回せない感じを受けました。
アーム軽量化のため?か、繰り抜いてあるアームが弱く感じましたね。
まあ重量感のある魚を釣る分には、心配な部分が一つあるかなという所です。
サワラやワラサ・ツバスを釣ったときは何の不安もなく釣りをすることができましたよ。
ドラグの滑り出しも十分でしたし、ドラグを締める際も5クリックや3クリックと微妙な調整もできたので魚とのやり取りも問題なし!でしたよ。
●まとめ
今回の記事は、テイルウオークのスピーキー3500HGXいついて書いてきました。
使ってみて言えることは、購入して問題なし!ということです。
こういったリールのことを書くと、ステラと比べる人もいますが、比べるところが違います。
2万円台で購入できるスピニングリールとして問題なしということです。
また販売しているお店も少ないと思いますが、ダイワ・シマノ・アブという3大メーカー以外の選択肢を与えてくれますよ。
テイルウオークのスピーキーは、人と違うリールを持ってみたいという方におススメしたいスピニングリールですね
一度、チェックしてみて下さい(笑
この記事へのコメントはありません。