夜にナマズ釣りを楽しんでいる人も多いですが、日中にナマズ釣りを楽しむ人が増えています。
日中のナマズ釣りの事を「デイナマズ」といい、キャスト・アクション・バイトが目に見えるので、ナマズ釣りの楽しさがより増していくのでファンも急増しています。
日本の川や湖沼に生息しているナマズだが、なぜか?日中は釣れないと言われることが多々あり、1尾のナマズを釣り上げることが難しいと感じている人も多くいるようです。
昼間にナマズを釣るために、ナマズのことを知っておきましょう。
目次
ナマズとは?
基本的に夜行性で、昼間は流れの緩やかな平野部の河川、池沼・湖の水底において、岩陰や水草の物陰に潜んでいる。感覚器として発達した口ヒゲを利用して餌を探し、小魚、甲殻類、昆虫、カエル、ミミズ、亀、蛭などの小動物を捕食する。
日本の淡水域の生態系では、食物連鎖の上位に位置するとみられる。
一般的な活動水温は10-30℃の範囲とされ、冬期は泥の中や岩の間に隠れ、ほとんど動かない。日本での繁殖期は5-6月が中心である。
この時期になると群れをなして水田や湖岸など浅い水域に集まり、雄が雌の体に巻きつくという独特の繁殖行動の後、水草や水底に産卵する。卵の大きさは約3mmで黄緑色をしており、およそ2-3日で孵化する。
仔魚は孵化の翌日にはミジンコなどの餌をとるようになり、個体密度が高い場合は仲間の仔魚にも攻撃を加えるなど共食いが起こる。雄は2年、雌は3年程度で性成熟に達する。
引用元:Wikipedia
ナマズのシーズナルパターンは?
どんな魚を釣るにしても知っておきたいのは、狙った魚の1年間の行動パターン、良く言われるシーズナルパターンです。
ナマズの1年を通したシーズナルパターンを理解することでナマズを釣るためのポイントを見極めることも出来るようになります。
ナマズのシーズナルパターン
3~4月
ハイシーズンに向かって動き始めているが、まだまだ寒い日があり思うほど活発に動いていない。
春になるとナマズは、産卵のために浅場に向かって遡上を始めます。本格的な産卵に入ると田んぼの横を流れる小さな水路にも遡上しますがナマズの個体差や住んでいる地域によって差があります。
一般的に3月や4月は気温や水温もまだ高くないので水路にも上がり切っていない場合が多く、トップで楽しめなかったりします閉鎖的な水路や水温が上がりやすい場所は狙い目になります。
ただし個体差に大きな差があるのですべてのナマズにいえる事ではないですが・・・。
5~6月
本格シーズンに突入!
1年を通してナマズが釣りやすいベストシーズンです。
この時期になると、大河川から小河川へ、小河川から水路へとナマズが遡上を開始します。年間を通してナマズが釣りやすい季節となり、デイゲームでも比較的に釣りやすい時期です。
ナマズのデイゲーム初心者ならこの時期が一番釣りやすいのでおススメです。産卵のために水深の浅い水路へ入ってくるので、その群れに出会えたら想像以上のパラダイスになります。
私の経験では、水深20センチくらいの水路でも釣れましたよ。
7~8月
産卵が終わり水路などのシャローエリアから本流や湖沼の深場に戻り始める。浅場にも残るが数は減ります。
この時期は、産卵を終えた個体が多く水路に入いっていたナマズが水路から小河川へ、小河川から大河川(本流)へ戻り始めます。しかし、すべて戻るわけではなく、シャローに残り個体もあります。
このころからナマズの個体差が如実に表れる季節になります。
9~10月
気温の低下により活性が下がっていく季節
活性が下がると言っても、3月頃の活性になるイメージです。水温は、もちろん春に比べれば高いのでナマズの反応はあります。ただしこの季節は、春・夏と攻められ続けているので、ルアーにスレているように感じます。
デイナマズのポイントとは?
日本の多くの河川や湖沼に生息するナマズだが、いったいどんな所にナマズがいるのか?
ナマズがつくであろうポイントだが、河川は中流~下流域で比較的に緩やかな流れの淀みや葦際などを好みます。田んぼの多い、いわゆる田園地帯では田んぼの横を流れる小さな用水路でもナマズが集まるポイントになります。
ナマズは基本的に、小魚やカエルなどのエサが流れてくるのを待ち伏せているので、流れ込み付近や用水路の際に張り付いています。
ナマズを狙うのに、「流れ」はキーポイントで、強い流れと緩い流れに変化する境目でエサが流れてくるのを待ち伏せしている!イメージです。
デイゲームでのナマズ釣りは、トップを使って狙うのをおススメしているので、水深は浅い方が圧倒的に釣りやすくなります。
水深50センチくらいが狙いやすく、20センチくらいの極小用水路でもナマズは釣れます。
普段は、流れていない用水路でも、雨の増水や田植えの時期などは狙う価値があります。
釣りダネ管理人は、用水路でのデイゲームが得意なので、水路に水が入るとポイントになるだろうと想像が膨らんでいきます。
ただし気を付けておきたいのが、似たような用水路でもナマズのストック量に大きな差があるということです。
その大きな差を生んでいる条件をナマズの気持ちになって考えてみました。
1、水の増減が比較的少ない。
2、水草や藻場、橋、水門、流れ込みのストラクチャー(隠れる場所)がある。
3、田んぼの周辺では、カエルなどエサが豊富にある。
この3つの大きな条件が、用水路におけるナマズのストック量に違いを与えると考えています。
ナマズのポイント例
【用水路+トンネル】
こんなに狭い用水路にもナマズが上がってきます。
【用水路+雑草】
コンクリートの用水路でも、ストラクチャーとなるものがあればgood!
【橋周り】
【水門】
【落ち込み】
【合流地点】
【河川】
対岸の岸際をタイトに狙っていきます。
ここでは、ナマズがいるであろうポイントを一例として紹介しています。あなたの釣りに行く用水路や河川でもナマズはきっといるはずです。あきらめずにナマズを探してみよう。
あっ!ちなみにポイントの一例として紹介した画像は、管理人がナマズを釣り上げた実際のポイントですよ(笑
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