昔から日本の在来種として生きているナマズ。
子供の頃は、ミミズをエサにのべ竿で釣っていた記憶があります。
ルアーでナマズを釣るには夜のトップゲームが主流となり日本全国へ広がっていきました。
ナマズを釣るためのルアーも各メーカーさんから様々なタイプが販売されていて、トップゲームを誰もが楽しめるようになってきました。
管理人もナイトゲームを経験してから、どんどんナマズ釣りにハマっていきました。
ナマズゲームの人気が上がっていく中、ナマズを釣る方法として昼間に釣る『デイナマズ』が注目を浴びています。
ナマズは夜行性だというのは、誰もが知っていることなので、昼間にナマズがルアーで釣れるなんて、正直、信じられないことでしたが、
よくよく考えると子供の頃も昼間にエサでナマズを釣っていたので、「ナマズは昼でも普通に釣れるのだ!」と思い出します。
それでは、楽しくなる♪
デイゲームの見えナマズ攻略方法の基本を紹介していきますよ。
デイナマズが楽しい理由
夜ではなく、朝から夕方までの間にナマズを狙うデイゲームは、トップで狙うから、とにかく楽しい釣りなのです。
では、なぜ?
ナマズのデイゲームが楽しいのか?
ズバリ!!
『すべてが目に見える』
というのが一番です。
昼に狙うのですから
・狙ったポイントへのキャストが見える。
・自分の好きなルアーの動きが見える。
・ナマズがルアーにアタックする瞬間が見える。
この3つのことが「見える」ので、興奮度が非常に高くなり、釣りをしているという気分が高まります。
もちろんトップウォーターに限らず、ナマズを釣る方法はありますが、トップで全てが見える釣りの方が断然楽しいので個人的にもおススメします。
ナマズを見つけよう!
ナマズおんのか?
と、釣りに行くと現場で良く言われます。でもナマズは、必ずいます。
デイゲームはナマズを見つけるところから始まっています。
デイナマズでは、ナマズはいる! そう信じて釣りをして下さいね。
たしかにデイナマズでは、ナマズが居るか居ないかがとても気になるところで、デイゲームのビギナーにとって超えるべきハードルなのかもしれませんが、結構ナマズは居るんですよ。
自分が釣ろうとするポイントが大きな川とかなら別ですが、小河川や水路なら壁際やボトムにべったりと貼りついていることが多いです。
例えば下の画像。雑草の下、壁際にナマズがいるの解るのかな?
障害物やウィードなどをじっくりと見ると頭が見えたり、頭だけ隠れて尻尾は見えていることもあります。
最初は、なかなか見えないかもしれませんが、慣れてくればナマズの存在が見えてくるようになりますよ。
この画像では真ん中にナマズがいますよ↓↓
もちろん100%のナマズを見つけることは難しいことですが、「ナマズは居る!必ず居る!」「そおれ、そこに居る!」と信じて探すことがとても大切な事になります。
あと、偏光グラスは絶対的に必要なアイテムになります。水中のナマズを探さすことだけでなく安全面でもあった方が良いので偏光グラスは必須アイテムです。
管理人が愛用しているのは、
コントラストをはっきりさせたい時のタレックス:アクションコパー
全天候対応のタレックス:トゥルービュースポーツ&ブルーミラー
ローライト用にタレックス:イーズグリーン
の3色を用意しています。
ナマズの反応を見よう
デイでナマズを釣ろうとするとルアーを投げると、着水して逃げるということも多くあります。
ナマズを見つけることが出来たら、次にどうすればいいのだろう?
管理人は、人間にもいろんなタイプの人がいるように、ナマズもいろんなタイプがいると考えています。海や川で様々な魚を釣ってきましたが、特にナマズは個体差が激しく大きいと感じます。
あまり深く考えると大変なので、ナマズを見つけたらまずルアーをキャストしてナマズの前を通してみます。その時のナマズの反応をよく見てみましょう。
どんな動きをしたのかな?
そのままヒットすれば嬉しい♫ ですが、逃げるのか?全く反応がないのか?一瞬だけ反応したのか?を見逃さないでください。
「逃げる」としても、着水と同時に逃げたのか、動き出してから逃げたのか、によっても攻め方を変えるための情報になります。
一番困るのは、無反応な奴です。
完全にルアーを無視しているのか、それとも熟睡していてルアーに気づいてくれないのか?
これは、困った状態なのですが、ナマズが動き出すまでキャストし続けることはせずに、「次、いってみよう♪」と移動するのが管理人流です。
この場合は、時間をおいてから再度狙ってみる方が結果が出るように思います。
ナマズが釣れるキーワード
ナマズを見つけて、ルアーをキャストして反応をみますが、すべてのナマズがルアーにアタックしてくれる訳ではないので、なぜ反応したのかを考えていきましょう。
これは管理人がナマズ釣りに関して参考にさせてもらっている方の考えなのだが、「ナマズが逃げる」ということは何かが嫌なのだろうということなので、嫌がる要素を取り除いて釣れる要素に変えていく!ことをしていきます。
例をあげると、
1尾目のナマズは、大きめの着水音が好きでブレード音も好き。2尾目のナマズは、大きめの着水音が嫌いだがブレードの反射が好きでブレードにアタックする。
これは、例え話になるが、何かのきっかけでナマズがルアーに反応するわけなので、ナマズにも好き嫌いの要因があるのだと考えても良いのだ思います。
では、その要因になる可能性があるキーワードを紹介していきましょう。
【着水】
〇着水音
派手か地味か
〇着水方法
テール側から入れる!
水面に対して鋭角(角度が少ない)にルアーが突き刺さるイメージで着水させます。
着水スピードが比較的早いので着水後は、ルアーが結構沈み込むので即座にバイトがありナマズが食うこともあります。
ベリーから落とす!
キャストは直線的ではなくわざと山なりに投げることでベリーからボコンと落とすイメージです。
意図的に強くサミングし一気に着水させるので着水音もやや大きくなる可能性があります。この音の好き嫌いの差が大きいと個人的に感じます。
〇着水地点
岸際に当てる
ポイントが岸ギリギリの場合は、あえて岸に一度ルアーを当ててから着水させます。
バウンドをさせて落とすイメージです。岸がコンクリートか土かで音質が変わるので、その音が効くこともあるが嫌われることも。
直接落とす
狙ったポイントの水面に直接ルアーを着水させます。普通はこの場合が多いはずです。
この場合は、着水角度やスピードで音の変化をつけることでナマズの反応も変わってきます。
岸に一度乗せる
岸近くのポイントを狙う場合に良く使う方法で、岸に一度ルアーを乗せてゆっくりと引っ張り落とします。
着水音を可能な限り小さくすることが出来ます。が、ルアーを岸に引っ掛けないように注意が必要です。
【ブレード】
ブレードの有無でも悩んでしまうところですが、ブレードはフラッシングとサウンドの効果でアピールするのですが、すべてのナマズにフラッシングが必要かと考えると決してYESという答えではありません。
ブレードもスイベルを使って接続した時とスプリットリングで接続した時とでは、全く違うセッティングになります。
スイベルを使って接続すると、ブレードが良く回転します。するとボディとの干渉が大きくなるので音も大きくなります。スプリットリングを使って接続した場合は、ブレードの動きが限定されるのでボディとの干渉が抑えられます。
この接続の違いだけでも、同じブレードでアピールの違いを演出させることもできます。
ナマズがどちらを好んで反応するのかもチェックしながら釣っていきましょう。
【カップの色】
デイでナマズを狙うので、太陽光によりカップも反射しています。
順光か逆光かでもカップが反射してフラッシングしているので、フラッシングの強弱によってもナマズの反応が変わってきますのでカップの色も3色は揃えておいた方が良いでしょう。
ゴールド:ナマズにアピールしたりローライト時に
シルバー:日中のリアクション狙いで使いたい時に
ブラック:ナイトゲームの定番。スレているときに
【スピード】
ルアーを引いてくるスピードは、使っているリールにより差がありますが、基本的に3段階のスピードに分けて引いてくるようにしています。
もちろん、その日の状況などで臨機応変に対応していくのですが、簡単に言うと、早く巻くか、遅く巻くか、中くらいで巻くかの変化を付けるという事です。
1投目にミディアムスピードで巻き、2投目でスロー、3投目にハイスピード、といった感じでスピードに変化を付けていきます。
ただし、あまりにスローで巻くとナマズがヒゲでルアーを確認してアタックしてこないこともあるので、見切られないような速さで動かしてください。
【ルアーセレクト】
これまでの好き嫌いの要因となるキーワードを紹介してきましたが、これら以外に、ルアーのセレクトがあります。
カップ系なのか、ハネもの系なのか、ダーター系なのか、ペンシル系なのか、フロッグ系なのかによってもナマズからの反応も変わってきます。
ナマズゲームにおいて、アクションの違うタイプを持ち、ルアーローテーションが出来るという事は大きな意味があり、ルアーローテーションすることが本当にナマズに効きます。
コツさえつかめば、ナマズのデイゲームでも数釣りもサイズ狙いも可能になりますよ。
それでは、みなさんデイゲームを楽しんでくださいね♪
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