ハゼ釣りといえば、石ゴカイや青イソメなどのエサを使った、ウキ釣りやチョイ投げで釣るというのが多くの人が楽しんでいる釣り方です。
しかし、ハゼをルアーで釣るハゼクランクという釣り方もメッチャ楽しめます。
ハゼクランクは、ハゼをクランクベイトで釣ることから命名され、ルアー釣りの新しいジャンルとして確立されています。
ここでは、ハゼクランクの釣り方の基礎を説明していきます。ハゼがルアーで釣れるとハゼ釣りの楽しみ方が倍増すること間違いなしですよ。
目次
ハゼクランクの釣り方の基礎
●ハゼクランクって何?
ハゼクランクは、ハゼをクランクベイトというルアーで釣ることをいいます。
ルアーフィッシングの新しいターゲットとしてハゼクランクが確立され、手軽に狙える魚として人気がでました。
ルアーでハゼを釣るので、エサ釣りよりもゲーム性が高く難しそうに感じるが、以外にも手軽で簡単に釣れるので、ルアーをキャスト出来れば誰でも楽しめます。
●ハゼクランクのタックル
ハゼクランクは専用のタックルが一部を除き世に出ていません。正直、選べるほど発売されていないのが現実です。(2018年9月時)
なので、トラウトやメバリング、アジングのタックルを使用することになります。
ロッドの長さは、6~7ftくらいのウルトラライトアクションがおススメです。
使用するクランクベイトが3~5gくらいなので、軽いルアーが投げれるロッドを使います。
リールは、使うロッドとのバランスがあるので、スピニングリール1000~2000番クラスを選びます。ギア比は、ノーマルギア・ハイギアのどちらでも構いません。
ラインは、ナイロンorフロロ3~6ポンド、PEライン0.4~0.8号を、PEラインを使う時は、リーダーにフロロの5~8ポンドを選べば十分です。
ちなみに管理人は、古いモデルですがルビアス1500にPEライン0.4号、リーダーにフロロハリス1.5号を使っています。
●ハゼクランクの釣り方のコツ
ハゼクランクでの釣り方のコツを書いていきますね。ちょっとしたコツですが釣り場で意識すること釣果もきっとアップしていきますよ。
基本的にハゼクランクができる、もしくはできやすいポイントは、水深が浅いことです。「浅場」と言われるところがポイントで、水深が50㎝~1.2mくらいが釣りやすくなります。
ハゼは砂泥底を好んで生息しているので、ゴツゴツした岩場よりも河口域や堤防などが釣りやすくなります。
それでは、ハゼクランクでハゼを釣る5つのコツをお教えしましょう。
コツ①:底を取れる水深で釣ること!
ハゼクランクの基本中の基本になるのですが、ルアーがきちんと底に届かないと全く釣りになりません。ハゼは、中層を泳いでいる魚ではなく、底にいる魚ですからハゼクランクでは、しっかり底を取ります。
ハゼクランクが適している水深は2m以内で、釣りやすく感じるのは、0.8~1.2mくらいです。
下の画像で水深で1mくらいから潮が引いていくポイントです。
もし、底にルアーが届いているかどうか?わからないという場合は、ルアーが見えるくらいの浅い場所(ルアーが砂煙を上げているのが分かるくらい浅い水深)で始めてみてください。
ルアーをキャスト後に、リールを早めに巻き、ルアーを一気に底まで潜らせます。手元にコツコツとかゴツゴツと伝わってきたら、ルアーのリップが底に届いています。
この感覚を身に付けることがハゼクランクの釣り方の基本を身に付けることになります。
コツ②:ルアーアクションに変化を付ける!
ハゼクランクの基本のアクションは、ただ巻きです。
毎回毎回、ただ巻くだけでは、ハゼがルアーの動きに飽きてしまいます。また、ハゼの活性が低く食いが悪い時もありますので、そんな時は、ルアーの動きに変化を付けます。
簡単にルアーのアクションに変化を付けるのは、リールを巻くのを少し止めて、また巻き始めるという変化を付けます。このアクションをストップ&ゴーといいます。
ルアーの動きをストップし、追ってきたハゼに食わせるタイミングを作ってあげるのです。
また、ただ巻きの途中にロッドをチョンと動かすことでもルアーの動きに変化を付けることもできます。
コツ③:リーリングスピードを遅くする!
ハゼはルアーを追いかけてきますが、お世辞にも泳ぎが上手♪とは言えません。ルアーが早く動き過ぎて、ハゼが追いきれずに諦めてしまうこともあります。
難しく感じるかもしれませんが、ハゼクランクはリールを巻く速度を遅くすることも意識して欲しいのです。
1秒でハンドルを1回転させるのを基準にした場合、ハゼが釣れなければハンドルを回す秒数を2秒、3秒と遅くしてみるのです。
ハゼがルアーを追う速度も日によって違うので、必ず試して見て下さいね。
コツ④:カラーローテーションを忘れずに!
ルアーのカラーも数種類持つことをおススメします。
あれもこれも持つ必要はありませんが、クリア系、赤系、金系の3タイプを持てば、とりあえず十分です。
カラーを変えるタイミングの基準は、特にありませんが、たとえば10投したら交換するとか、1尾釣れたら交換するとか自分なりのタイミングを作っておくことで、ハゼにルアーを飽きさせないことも釣果を上げるコツになります。
コツ⑤:ポイントは広く見る!
ハゼクランクは、一つの場所で粘るよりも、少しづつポイントを移動していきます。
歩くことでポイントが広くなるし探る幅も広がります。ルアーに反応するハゼを探していく方が、一カ所で粘るよりも効率良くハゼを釣っていくことができます。
管理人も良くいくハゼ釣りポイントも、6~7カ所は回りながらハゼをクランクで釣っていますよ。
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