初夏から秋にかけて手軽に狙えるハゼ釣りは、ファミリーにもベテランにも人気な釣りです。
近年、ハゼ釣りをルアーで狙う人が増加中で、エサに似せたワームを使いハゼを釣っています。
ワームを使えば活きエサが苦手でもハゼ釣りを楽しむことも出来るし、ルアー仕掛けも以外に簡単なんです。
今回は、ワームを使った以外に簡単で釣れるルアーのハゼ釣りを紹介していきましょう。
目次
ハゼをルアー(ワーム)で狙う!
●ハゼ釣りのワーム仕掛け
ハゼ釣りをワームで狙う仕掛けは、案外簡単にできます。
基本的に近距離(足元~10mくらい)にいるハゼを狙うので、ハゼ釣り初心者の方や初めてルアー釣りをされる方へおススメしたい仕掛けになります。
超簡単「スプリット」仕掛け
簡単にいえば、ガン玉と鈎だけの仕掛けになります。ガン玉仕掛けといってもイイでしょう。
リールに巻いてあるラインでハリを結ぶことになるので、非常に簡単に出来ます。
やや遠目にキャストする場合は、重めのオモリを選び、近距離なら軽めのオモリを選べばいいでしょう。
近距離食わせ仕掛け「ダウンショット」
ブラックバス釣りでは、食わせの定番リグ(仕掛け)になります。
オモリがハリの下にくるこの仕掛けは、ワームを動かすというよりもオモリを動かす、ラインを動かすというイメージで仕掛けを動かす方がワームがしっかり動いてくれます。
ピンスポットでハゼにワームを食わすこともできるし、引いて食わせることもできるのでかなり重宝する仕掛けです。
オモリと鈎の間隔は、5~10センチもあれば十分です。
ハゼは底にいる魚なので、30センチも40センチも上にエサとなるワームがあってもハゼが食べてくれないからです。
ハゼは、底を狙うんですよ。
難点は、仕掛けを作る際に、スピリットより少し手間がかかるということです。
●ハゼ釣りのワームでの釣り方
ハゼをワームを使った釣り方は、
ルアーをキャスト⇒ルアーが底に着くまで待つ⇒ルアーを動かす⇒そして待つ!⇒ルアーを動かす⇒そして待つ!
の繰り返しになります。
意識して欲しいのは、ワームを底から離し過ぎないことです。
ハゼは底にいる魚なので、必ずルアーを底に落とすことが釣果を伸ばすコツになります。
水深も浅い場所でハゼを釣るので、「底」にワームを落とすことは難しくないのできっちりと底を取るように意識してください。
ルアーをキャスト後に、ワームが底まで落ちるのを待ちます。
底に落ちたら、ラインを張り気味にして少し待ちます。そこにハゼがいればスグにアタリがきます。
アタリがなければ、ロッドを動かしたりリールを少し巻いたりしてワームを動かします。
横方向に動かしてもいいし、縦方向(上に持ち上げて落とす)に動かしてハゼからのアタリを待ちます。
ハゼがいれば、グググッ!とか、ググー!と大きくアタリがくるのですぐアワセあわせましょう。
ハゼの食いが悪い時は、ワームの移動距離を少なくしシェイク(小刻みに動かす)で誘います。
興味をもったハゼが、近寄ってきて思わずパクリとワームを食べる!これがアタリのパターンだと思っています。
●ワーム釣りで数を釣るコツ
ワームは、真っすぐに付ける
ハゼをワームで釣れない人は、まず、ワームの付け方が間違っています。
エサ釣りの場合だと、鈎が隠れるように付けるのですが、エサ釣りと同じようにワームを鈎全体に付けてしまっている人もいるのです。ワームを使ったルアー釣りではそんな付け方はしません。
ワームの間違った付け方↓↓
ワームは真っすぐになるように付けます↓↓
ワームで釣る場合は、ワームを動かすことが重要なので、真っすぐに通さないとワームがグルグル回ってしまいハゼが食ってくれません。
また、ハゼのアタリがあった後に、食わないときはワームがズレていることも多々あります。
貪欲に食べるハゼですが、ワームを使う場合のズレはシビアに見た方が良いです。
ポイント移動&手返し重視
ハゼをルアーで狙う時は、一カ所で粘るよりもポイントを変わったり、キャストの回数を増やすことがハゼを釣るコツです。
人気のハゼクランクでもそうですが、ルアー釣りの良いところは手返し良く釣りができることと、荷物をコンパクトに出来るので移動しやすいというところなんです。
ハゼがいればすぐにワームに食いつくので、アタリがなければキャストする場所を少しづらしたり、ポイントを移動する方がハゼが釣りやすくなります。
管理人もルアーでハゼ釣りをする時は、歩いてテンポよく釣り上げていますよ。
フックはバーブレスにしておこう
エサ釣りをしているとよくわかるのですが、ハゼは以外にハリを飲み込んで釣れてきます。
ワームを使った釣り方でも、アワセが遅かったりすると飲まれることもあります。
そんな時にすぐに外れるように、フックはバーブレスにしておくと、すぐにフックを外すことが出来るのでおススメです。
しかも、手返しも早くなります。
よくバーブレスフックは魚が外れると言いますが、ボートシーバス・管理釣り場でのトラウト・ナマズとバーブレスで釣っていますが、ロッドワークを焦らずに行えばあまり気になったことがありません。
ハゼを持ち帰らない人もいると思うので、ハゼ釣りもバーブレスにしてハゼに与えるダメージを極力少なくして海に返してあげましょう。
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