チニングでチヌを釣る時に狙いやすいポイントは、河口やサーフ、浅場の港湾部などになります。
岸壁の際や橋脚部・竹グイなどの障害物周りも好ポイントになりますが、チヌは汽水域(淡水と海水が混じりあう所)を好むので、チニングは河口付近で狙うことが多くなります。
では、チニングで狙いたいポイントを紹介していきます。
目次
チニングで狙うポイント
●チヌの特徴
チヌは、神経質で警戒心の強い魚だと言われています。
現にエサ釣りでチヌを狙う時は、静かに釣りなさいと教えられた記憶があります。
ところが、チヌが食べるエサは貝類から虫エサ、サナギにコーンと様々なエサに食いついてきます。
警戒心が強いわりに、一度警戒心がとかれると獰猛にエサを食べ出します。
また、春の産卵期には体力をつけるために荒食いする時期があります。
●チニングにおける狙う水深
チヌは、1年中狙うことができる魚ですが、生態的に水深50m以浅の沿岸域に生息しています。
チニングとしてルアーで狙う場合は、水深5~6mくらいが釣りやすい水深になります。
夏場のトップウォーターで狙う場合は、水深1m前後、50㎝くらいの所まで入ってくることもあります。
チニングは、自分が攻めるポイントの水深・季節・時間帯により攻め方を変えながら、トップからボトムまで狙うことができるのです。
●チニングで狙うポイント
チニングでチヌを狙うポイントを紹介していきましょう。
ここで紹介するのは、あくまで基本的なポイントになります。
河口
チニングの代表的ポイントといえば、やはり河口になります。
河口付近は、潮の干満の影響もあるが多数のクロダイが入り込むので、押さえておきたいポイントになります。
ただし、すべての河口にチヌが入り込むわけではないので、自分の行くポイントをじっくりと観察して見て下さい。
河口のポイントは、水深が浅いポイントが多く砂底になっていることが多いので、広く探ることがおススメです。
場所によっては、底に石などが入っているポイントもあります。
このような場所では、根掛りが多くなるがチヌもストックされやすので、ラバージグ系のルアーで攻めるか、水面直下などを引けるルアーで攻めても面白いです。
漁港
漁港は、非常に狙いどころが多いポイントになります。
防波堤や岸壁など狙うポイントが多いのも漁港の特徴になります。
漁港の作りにもよりますが、港の奥にシャロー部にチヌが集まることもあり、チヌがどこにいるのかを探すのが、漁港攻略のキモになります。
漁港出入り口にある防波堤では、海底の状況でチヌが集まりやすい場所もあります。
チニングにおける漁港というポイントは、チヌを探す面白さと探す力を付けてくれる好ポイントになります。
橋脚周り
海に一番近い橋の橋脚部にも、チヌが集まりやすいチニングポイントです。
橋の上からのぞき込むとチヌが群れているのが見えることもあります。
狙える場所と狙えない場所があるので、難しいですが狙えるポイントなら一度はルアーをキャストして損はないですね。
ただし、潮の干満や時間帯で反応するチヌが全くいないこともあるので、釣る際は、チヌの動きをしっかりみておきましょう。
テトラ周り
テトラ周り、消波ブロックと言われるポイントになります。
サーフからルアーが届く範囲で、テトラ周り(消波ブロック)が並んでいる場合は、テトラの間や切れ目など変化がある場所を攻めていきます。
●まとめ
チニングで狙うポイントは、地域や場所により大きく変わっていきます。
自分が良く行くポイントに合った釣り方を選ぶことで、チヌが釣れる確率が上がっていきます。
季節や時間帯などを考えながらチヌを狙って見て下さいね。
ポイントも無限に広がっていくはずですよ。
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