ライトゲームの中でも人気のアジングで、リールに巻くラインにフロロカーボンを使うこともあります。
アジングではエステルラインが絶大な人気を誇っていますが、フロロカーボンにも負けず劣らずな特徴があります。
ここでは、フロロカーボンのメリット&デメリットと管理人がおススメするフロロカーボンを
紹介していきます。
フロロカーボンの特性を知ることで、あなたに合ったライン選びの参考になれば幸いです。
目次
フロロカーボンラインの特性
アジングに限ったことではありませんが、釣りを楽しむためにはラインが必要になります。
フロロカーボン・ナイロンライン・PEライン(ポリエチレン)・エステルライン(ポリエステル)の4種類が釣りに使われているラインになりますが、ここではフロロカーボンラインの基本的な特徴を知っておきましょう。
フロロカーボンは、ポリフッ化ビニリデンを素材としたラインで、感度が良く根ズレに強いのが特徴になります。
また、ラインの比重が水よりも重いので、沈みも早くボトムを意識した釣りには重宝されます。
伸びの少ないラインで、初期伸率も低いのでルアーフィッシングシーンで使われるだけでなく、
磯釣りや船釣りなどのハリスとして使用したりなど様々な釣りシーンで使われています。
アジングでのフロロカーボンのメリット
アジングにフロロカーボンラインを使用するメリットを上げていきます。
1)比重が高いので沈みが早い
フロロカーボンラインは、水よりも比重が高く作られています。
どれくらいの違いがあるのか?
一般的なライン比重について、水を1とすると、
ナイロンライン:1.14
フロロカーボン:1.78
ポリエステル:1.38
PEライン:0.97
フロロカーボンが一番比重のあるラインなので水中を沈下する速度が速くなります。
また水切りも良いので、フォールを意識した釣りも得意なんです。
例えば、冬場に深い水深のボトムを釣る釣りの時は、かなり重宝します。というか、ほとんどの釣り師がフロロカーボンを使っているはずです。
もちろんアジングのジグヘッドを使う際も、問題なく使うことができます。
特に深場を攻める際に、1.0g以上のジグヘッドをメインに使う場合は、ラインのフォールスピードも手伝って攻めやすくなります。
2)リーダーを使わなてもOK!
フロロカーボンというラインは、ルアーフィッシングにおいてリーダーとして使われています。
なので、ジグヘッドやスナップに直接結んでも大丈夫なんです。
これがフロロカーボンの一番のメリットで、リーダーを結ぶ必要がないのでかなり楽に釣りをすることが出来ます。
アジングは、0.2号や0.3号のラインを使う釣りなので、リーダー結束が慣れていないと時間ばかり取られて釣りに集中が途切れてしまいます。
というか、めんどくさいですよね。
フロロカーボンを使わないで済むので、リーダーを結ぶのが苦手な人は、リーダーを使わないですむ方法を選んでも良いでしょう。
3)実は使いやすい存在のラインだった!
フロロカーボンは、PEラインやエステルラインと比べても遜色なく、ナイロンラインと比べても使いやすいラインです。
アジングに限定すると、釣りをするのに難しくないラインといえるでしょう。
ジグヘッドやキャロなどの様々なリグにも対応できるし、リーダーを付けるのが面倒な人にもおすすめできます。
アジングでのフロロカーボンのデメリット
なんでもそうですが、メリットがあれば、当然デメリットもあります。
デメリットも理解したうえで、ラインを選択しましょう。
1)思いのほか高額品
フロロカーボンラインは、お店で売っている金額を見ると思いのほか高く感じます。
比べるのがナイロンラインだと余計にそう感じることでしょう。
アジングは、釣りをするとわかりますがラインの劣化が早く、すぐにカットして新しい部分を使っていきます。
PEラインも、それなりの金額がしますがエステルやフロロカーボンのようにカットしながら使うことが少ないので、長い時間使うことができます。
いわゆるコスパの問題になるので、ライン交換の頻度を考えるとフロロカーボンの金額は、お高く感じてしまいます。
2)スプールの馴染みが悪い
新品のフロロをリールに巻くと、勝手にラインがパラパラとリールから飛び出していくことがよくあります。
これは、フロロカーボンの特徴で、ラインが固いための現象です。ラインが固いというと解りにくいですが、真っすぐになろうとする力があると言えば解りやすいかもしれません。
ライン交換をした後など、フロロカーボンは巻いてすぐに使うと使いにくくてしかたありません。
フロロカーボンは、巻いてから1日経つとかなりスプールに馴染ませてから使うほうが、扱いは非常に楽になります。
アジングおすすめのフロロカーボン
アジングで使うフロロカーボンの太さは1~2Lbを選べば間違いないでしょう。
どの号数にすれば良いのか迷ったら、ズバリ!1.5Lbを選べば間違いないでしょう。
釣りだね管理人が個人的におススメするフロロカーボンラインを紹介していきます。
シーガー:R18フロロリミテッド
シーガーが誇る最高と言って良いフロロカーボンラインでしょう。
発売当初は、管理釣り場で2Lbを好んで使っていました。使い始めは結節強度が心配でしたが、強度の問題はこれまで感じたことはありません。
購入金額は高いが、感度ヨシ!強度ヨシ!扱いやすさヨシ!で、フロロカーボンで初めて感動したラインです。
まあ問題という問題ではありませんが、100m巻きしかないのが唯一の難点ですね。

サンライン:スモールゲームFCⅡ
昔は、巻き量が150mのみでしたが、今のモデルは、120m(1Lb~5.5Lb)と240m(1.5Lb~3.5Lb)のラインナップになり、自分にあった量を選べるようになったのはが嬉しいですね。
アジングに必要不可欠なテンションフォールでの感度も良いので、アジからのアタリも捕らえやすく、表層からボトムまでカウントダウン攻略に威力を発揮します。
高比重なので、糸フケが出にくく潮なじみが早いため、軽いジグヘッドの着底到達時間も早くなります。
まとめ
人気のアジングで使われるラインは、エステルがメインになっていますが、フロロカーボンラインでも問題なくアジングが楽しめます。
しかもフロロカーボンは、リーダーなしの直結で使えるのが有利な点になるので、リーダー結節が面倒な人にもおすすめです。
さあ、フロロカーボンを使ってアジングを楽しみましょう。
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